これからの時代は想定される人手不足により、更なる省力化のすすめが叫ばれています。
そして、この省力化のためのツールの1つとして挙げられるのが「RPA」だと思っています。
RPAとはロボティック・プロセス・オートメーションの略で、要は人が手を掛けていた様々なプロセスをロボットに自動的にやってもらおうという便利な道具ですね。
ちなみに私のRPAに関する知識ですが、前職でUI Pathという製品を中身に関して全く知らないまま販売した経験と、前述したRPAの概略程度の知識しか持ち合わせておりませんでした。
そんな中、たまたま先日にはなりますが大学院の仲間が某団体向けにRPAのセミナーを実施する前準備としてセミナーを開催してくれたので簡単ですが共有したいと思います。
目次
- RPAの市場/種類
- PowerAutomateDesktopについて
1.RPAの市場/種類
きっとRPA市場は伸びていると何となく思っていたら、やはり伸びています。
コロナ禍でのテレワークの普及やデジタル化の進展も好材料に右肩上がりの市場のようです。
実際に活躍するシーンを簡単にまとめると
- 繰り返しの作業
- 業務の流れが明確になっている作業
- 人による判断が少ない作業
こんな作業が向いているようです。
代表的なRPAソフト
市場が伸びているということもあり、当然RPAの種類も多くあります。
その中でも私の過去の経験や先日のセミナーの内容から代表的な製品をご紹介します。
- UI Path ・・・結構有名ですよね
- WinActor ・・・こちらも良く聞きます。前職時代もRPAといえばこれ、若しくはUI Pathだったような。
- PowerAutomateDesktop ・・・この後紹介しますが、MSが提供する無償のツール!!
- PowerAutomate(Office365) ・・・クラウド製品です。上記のPADとは違う製品
まだまだありますが中小企業で検討するRPAであれば十分なラインナップかと思われます。
少なくともRPAの話になったら上記製品名は出てくるようにしたいですね。
2.PowerAutomateDesktopについて
PowerAutomateDesktop(以下、PAD)はWin11には標準搭載、Win10でも無償でダウンロードできる無償ツールが秀逸です。
100万はかかるUI Pathとほぼ同様のことが出来る?ようです。無償でこんな高機能のソフトをマイクロソフトが提供してくれているとは。恐るべしマイクロソフト!
ということで実際にインストールし触ってみました。
エクセルを起動し、文字を読み取り、違うアプリに取り込ませ、実行する。
こんなことがドラッグアンドドロップを中心とした作業であっと言う間に出来てしまいました。
これは使いこなせれば相当便利です!!
業務系ソフトにおいて定型の手作業があれば是非お試し頂ければと思います。
簡易的に構築に向けたコンサルをご希望される方はご連絡下さい。大学院の同期を紹介します。とても人が良く、それでいてIT系の知識は化け物級です 笑