『中小企業のためのスモールDXメソッド』を出版しました 2026 1/19

「DXは必要だと分かっている。でも、日々の業務で手が回らない」
中小企業の現場では、この状態が一番多いのではないでしょうか。

2026年1月19日に『中小企業のためのスモールDXメソッド』を発刊しました。
私は 第3章(ゆにろーず様の事例)と第4章を執筆し、“小さく始めて成果を積み上げる”設計の考え方をまとめています。

本書でお伝えしたいこと(“スモールDX”の考え方)

DXは「大きな投資」や「大規模刷新」から入ると、コスト・体制・現場負荷の壁にぶつかりがちです。
本書では、小さく始めて、成果を積み上げ、次の一手につなげるという“スモールDX”の実践方法を、事例・ツール選定・支援制度(補助金等)まで一気通貫で整理しました。

株式会社ゆにろーず様のDX事例

第3章では、飲食チェーン 株式会社ゆにろーず のDXの取り組みを紹介しています。
同社は茨城県・千葉県を中心にラーメンチェーンを展開し、業務効率向上と顧客満足度の最大化を狙ってDXを推進しています。

本章で扱っているポイントは、現場に直結する次のようなテーマです。

  • 店舗運営の省力化とサービス向上を目的としたデジタル券売機の導入
  • 顧客体験を高める顧客呼び出しシステムの導入
  • 人材不足を見据えた、早期の仕組み化・投資判断

「何から着手すべきか」「現場が回る設計になっているか」という観点で、中小企業でも再現できるヒントを意識してまとめました。

コスパ重視のDX(導入コストの考え方)

第4章は、“コスパ重視でDXを進める”ための章です。
限られた予算・人員の中で成果を出すには、コストだけでなく「運用のしやすさ」「継続性」「リスク」を含めて判断する必要があります。

本章では、特に無償ツール(無料プラン)の使い方について、メリットだけでなく注意点も整理しました。

  • 無償版はデータ量や機能に制限がある場合がある
  • 試用版は、利用終了を意識しないと自動課金に移行することがある
  • 安価なクラウドは、急なサービス終了リスクもある
  • セキュリティ対策が利用者任せになり得るため、運用設計が重要

「無料だから安心」ではなく、データ互換性・一括保存の可否など、いざという時の逃げ道も含めて確認しておくことが重要です。

執筆を通じて、あらためて感じたこと

今回の執筆で強く感じたのは、DXの成否は“ツールの良し悪し”よりも、次の設計で決まるという点です。

  • 目的(何を良くするのか)が言語化されているか
  • 現場が回る運用(担当・頻度・ルール)になっているか
  • 小さな成功を可視化し、次の投資判断につなげられるか

本書が、DXに悩む中小企業の皆さまにとって「最初の一歩」と「次の一手」を具体化する一冊になれば幸いです。

出版社:産業能率大学出版部
発売日:2026/1/19

Amazon書籍ページ:
https://www.amazon.co.jp/dp/4382158699/

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